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2025-01-29

【新機能】レポート / クロスレポート機能(β版)をリリースしました

toittaの新機能「インタビュー結果のレポート / クロスレポート機能」β版の提供を開始しました。この機能は、インタビュー結果に伴う膨大な発話データの整理・分析をよりスピーディーに行えるよう支援するものです。

インタビューデータの扱いにおける課題

ユーザーインタビューを行う際、1時間のインタビューは約2万字1もの文字数に及びます。たった10件のインタビュー結果を全て読もうとするだけでも20万字。一般的な読書スピードが1時間で約3万字2と言われている中、全てを読み切るには半日が必要となります。

こうした状況下で全てのチームメンバーがインタビュー結果を理解し、分析するのは簡単なことではありません。大量のデータをそのまま活用することは難しく、混沌とした情報を整理するだけでも一苦労です。

新機能「レポート / クロスレポート(β版)」が解決すること

こうした大量の発話データの整理・分析に関わる課題を解決するために、toittaチームでは「レポート / クロスレポート機能(β版)」を開発しました。

この機能は「根拠ある発見のもととなるデータを素早く用意する」をコンセプトとし、4つの特徴を持っています。

  1. テンプレートを駆使した即時レポート生成
  2. 出典を明記した信頼性の高いレポート結果
  3. 複数インタビューのクロスレポート
  4. 簡単な編集・エクスポート機能

テンプレートを駆使した即時レポート生成

任意に設定いただくテンプレートに基づき、インタビューの発話内容から必要な回答をAIが自動抽出します。

テンプレートの設問は、「ユーザー基本情報」、「トピック」、「インタビュー要約」の三種類を選べます。

  • ユーザー基本情報: レポート上にユーザーの基本情報を入力するための自由入力欄を作成します。
  • トピック: 設定された見出しと、掘り下げたい質問(最大5つ)を元に、AI がインタビューの内容から回答を抽出します。
  • インタビュー要約: 設定された文字数 (20〜2000文字) に合わせて、AIがインタビューの内容を要約します。

これにより膨大なデータの整理をおこなうことなく、わずか2-3分で生成されたレポートをもって、素早く発話情報の活用に移ることができます。

出典を明記した信頼性の高いレポート結果

レポートの品質は信頼性に依存します。手動での整理では作業者の主観が入り込みやすく、信頼性の問題が生じることがあります。

この機能では全てのレポートを発話データに基づいて生成するため、推測による内容の決定を最小限に抑えています。また回答には出典がリンクが付与され、元の発話にすぐにアクセスすることが可能です。

データの真偽を迅速に確認し、より信頼性の高いレポート結果をもとにした意思決定が行えます。

複数インタビューのクロスレポート

各プロジェクトごとに作成されたテンプレートに基づいて、異なるインタビューの結果を一括表示する機能です。

設問を縦軸、各レポートを横軸に配置することで、視覚的に分かりやすい形でデータを比較することが可能です。これにより、異なるインタビュー間での共通点や差異を瞬時に発見することができ、インサイトの発見をより速く・深く行えます。

簡単な編集・エクスポート機能

レポートの結果は編集可能です。回答文の表現を調整し、必要に応じて補足メモを追加するなどのカスタマイズが可能です。これにより、toitta上で、レポート内容をプロジェクトやステークホルダーのニーズに合わせて細かく調整し、より正確な情報の共有が可能となります。

レポート / クロスレポートの情報を保持した状態で、Miro、Figma、FigJamなど外部ツールへのエクスポートも引き続き可能です。

β版以後のご案内

現在はβ版の段階で機能を順次追加しております。ご利用をご希望の方には所定の条件が必要となります。詳細につきましてはぜひお気軽にお問い合わせください。


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