【新機能】社外・他部署との安全な共有に!「Collaborator」権限を正式リリースしました

toittaの新機能「Collaborator権限」の提供を開始しました。他部署や社外関係者との安全なデータ共有が可能になり、チーム単位でのアクセス制限がより厳格に行えるようになります。
社外・他部署との共有における課題
これまで、toittaをご利用いただいている部署だけではなく、他部署や社外関係者の方がtoittaをご利用いただくケースが増えており、ユーザーの皆様から次のようなご要望を多くいただいておりました。
- 一部のチームのみ共有したい
- チーム単位のアクセス制限をより厳格にしたい
- 社外関係者にアクセス権限を付与したい
従来のMember権限では、組織内全ての公開チームにアクセスできるため、社外関係者や他部署メンバーに対して、必要最小限の情報だけを共有する手段が限られていました。
こうした課題を解決するため、toittaでは「必要なチームのみにアクセス可能」な 「Collaborator権限」 をリリースいたしました。
Collaborator権限の特徴
Collaborator権限は、チーム単位招待制の新しい組織権限区分です。主な特徴は次の通りです。
指定チーム内のデータのみ閲覧可能
Collaborator権限のユーザーは、招待を受けた特定のチームのデータのみにアクセスできます。他のチームやプロジェクトには、公開チームであってもアクセスできません。
プライバシー保護の徹底
Collaborator権限のユーザーには、他ユーザーの情報は一切表示されません。参加しているチームであっても、チームメンバーのユーザー名やメールアドレス、インタビューのアップロード者などの情報は見えません。また、参加していないチーム名も表示されない仕様です。
ユーザー権限の体系
toittaでは、組織レベルで次の3種類のユーザー権限を提供しています。
Adminユーザー
- 組織へのユーザーの招待・役割変更・除名が可能
- 全ての公開チームにアクセス可能
- 非公開チームには招待されない限りアクセス不可
Memberユーザー
- 全ての公開チームにアクセス可能
- 非公開チームには招待されない限りアクセス不可
Collaboratorユーザー(新機能)
- 招待されたチーム(公開/非公開)へのアクセスのみ可能
- 招待されていないチーム(公開/非公開)へはアクセス不可
- 組織の所属ユーザー一覧や、参加していないチームのチーム名を見ることができない
- 参加しているチームであっても、そのチームに属するメンバーの情報は非表示
- チーム作成は不可(プロジェクト作成は可能)
Collaborator権限の活用シーン
Collaborator権限は、こんな場面でより便利に活用できます。
社外パートナーとの共同プロジェクト
外部のコンサルタントやパートナー企業との共同プロジェクトで、特定のプロジェクトデータを安全に共有できます。他のプロジェクトや組織の情報を見せることなく、必要な範囲でのコラボレーションが可能です。
他部署との部分的な情報共有
デザイン部門が実施したユーザーインタビューを、開発部門の特定メンバーとのみ共有したい場合など、部署を跨いだ限定的な情報共有に最適です。全社のプロジェクトが見えてしまうことなく、必要な情報だけを安全に共有できるため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。
今後の展開
今後も、ユーザーの皆様からのフィードバックをもとに、より安全で使いやすいアクセス制御機能の改善を続けてまいります。
機能に関するご要望やフィードバックがございましたら、ぜひお知らせください。 引き続き、皆様のご意見をもとに、より使いやすいサービスを目指して改善を続けてまいります。