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2026-01-26

エスノグラフィーとは? - リサーチ用語集

エスノグラフィーとは

エスノグラフィーは、ユーザーが暮らしている場所や職場などに訪問し、日常的な環境で製品やサービスを利用しているありのままのようすを観察します。

インタビューだけでは得られない行動や振る舞いの文脈(コンテキスト)を収集し、ユーザー自身も気づいていない課題や新しいアイデアのきっかけを得ることができます。

もともとは文化人類学で用いられる研究手法で、調査対象となる民族と生活を長期間ともにして(参与観察)、そのなかで見つけた文化や日常的な行動様式を詳細に記述(厚い記述)するものでした。近年、UXデザイン・UXリサーチなどビジネスの現場に応用され、生活者(ユーザー)の深い理解のために活用されています。

ビジネスの場に応用されたエスノグラフィーは時間的な制約から短期間の調査になりがちのため、本来の学術研究の手法と区別して「ビジネス・エスノグラフィー」「エスノグラフィックアプローチ」と呼ぶこともあります。

参与観察

参与観察は、調査者がその場の活動に参加しながら、同時に観察もする手法です。ただ外から見ているだけだと、なぜそのやり方になるのか、ユーザー本人にとって何が大事なのかが分かりにくいことがあります。作業を一部手伝ったり、教わったりして、「中に入って」体験しながら理解を深めます。

参加の深さはさまざまで、見学に近い形から、役割を持って動く形まであります。暗黙のルールや言葉にしにくい工夫、場の空気などもつかむことができます。

シャドーイング

シャドーイングは、調査者がユーザーのそばについていき、実際の仕事や行動をその場で見せてもらう手法です。どんな順番で進めたか、どこで迷ったか、どんな道具や人が関わったか、予定外の対応がどれくらい起きるか、といったことを現場で確かめることができます。

ひとことコメント
(監修者)

たとえばユーザーが仕事をしている机の上はどうなっているのか、ユーザー自身にとって当たり前になっているものごとはユーザー自身からは言語化されないことがあります。現場を訪れることではじめて得られる気づきがあります。


監修者

日本ウェブデザイン株式会社
代表取締役CEO 羽山 祥樹

HCD-Net認定 人間中心設計専門家。toittaエバンジェリスト。使いやすいプロダクトを作る専門家。担当したウェブサイトが、雑誌のユーザビリティランキングで国内トップクラスの評価を受ける。2016年よりAIシステムのPdMとUXデザインも担当。NPO法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)理事。

X(Twitter): @storywriter

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