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2026-08-27

発話を資産化する「定性データウェアハウス」の実証実験を、ポップインサイトカンパニーさまと開始しました

toittaチームでは、株式会社メンバーズのUXリサーチ専門チームであるポップインサイトカンパニーさまと連携プロジェクトを開始しました。

本連携では、インタビュー調査から得られる顧客の生の声を情報資産として蓄積・活用する「定性データウェアハウス」の実証実験(PoC)に取り組みます。まずはポップインサイトカンパニーさまが顧客向けに提供する各種支援サービスで活用し、今後は共同での販売、導入・運用支援の商品化を目指していきます。

現在、実証実験に参加いただける企業様(パイロット導入)を募集しています。

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「toitta」の「定性データウェアハウス」とは

ユーザーインタビューで得られる顧客の声は貴重な情報である一方、プロジェクトが終わると個別の記録として眠ってしまいがちで、過去の調査結果を横断的に振り返ったり、複数のプロジェクトをまたいで活用したりするのは簡単ではありませんでした。

「定性データウェアハウス」は、インタビューや対話から得られる顧客の生の声を、組織で蓄積・再利用できる情報資産として整理する仕組みです。売上や在庫などの数値データを一箇所に集約・整理する「データウェアハウス(DWH)」の考え方を、数値化しにくい「定性データ」に応用しました。

具体的には、インタビューで得られた内容を発話単位で分解し、1発話を1レコードとして蓄積します。それぞれのレコードに分類・属性情報などのメタデータを付与することで、必要な発話を後から探し出したり、複数のインタビューをまたいで傾向を分析したりできるようになります。

UXリサーチの分野では近年、こうした発話や調査記録を組織の資産として蓄積・再利用する「リサーチリポジトリ」への関心が高まっています。UXリサーチのコンサルティング・調査を手がけるNielsen Norman Group(NN/g)は、成果物が一箇所に集まることでインサイトを素早く見つけられ、調査の重複を防げる点を利点として挙げる一方、分類やタグ付けなどのデータ整理や、「ほしい情報の探しづらさ」といった課題も指摘しています。「toitta」の「定性データウェアハウス」は、発話単位での構造化によって、こうした課題の解決を目指すものです。

ポップインサイトカンパニーさまとの連携について

累計2,000社以上・20,000件を超えるリサーチ実績を持つポップインサイトカンパニーさまは、ユーザーインタビューやユーザビリティテストなどを含むUXリサーチから体験設計・施策具体化まで、UXデザインにまつわる専門的な活動のほか、マーケティンググロースや事業開発など、顧客企業向けにさまざまな支援ソリューションを展開しています(事例ページ)。

この連携により、ポップインサイトカンパニーさまは「定性データウェアハウス」を活用し、顧客企業に価値を提供するための実証実験に取り組みます。調査で得られたインタビュー結果をクライアントごとに「定性データウェアハウス」に蓄積することで、過去の発話を横断的に分析できるようになり、機能改善や仕様検討の意思決定をより速く、より確度の高いものにすることを目指します。

「定性データウェアハウス」の活用では、次のような効果を見込んでいます。

  • 発話を状況や行動の軸で分類することで、発話データの量的な分布を把握しながらジョブの特定を素早く行える
  • 発話を課題の軸で分類することで、特定の課題を解決する施策の要件定義書の作成時に、課題に紐づく発話を網羅的に確認でき、ユースケースの解像度を高めてソリューションを検討できるようになる
  • 発話分析によって、従来は追加で必要だった調査をスキップできる場合がある

今後は、ポップインサイトカンパニーさまでの活用にとどまらず、両社での商品化に向けた「定性データウェアハウス」の改善に取り組み、両社の顧客企業に向けた販売や活用支援などに取り組んでいく予定です。

ポップインサイトカンパニーさま 久川竜馬氏からのコメント

本連携に関して、ポップインサイトカンパニーさま カンパニー社長 久川竜馬氏よりいただいたコメントは以下の通りです。

これまで多くの企業様でUXリサーチを支援する中で、調査結果が単発のプロジェクトに閉じてしまい、過去の貴重な「顧客の声」が資産として活かされにくいという問題を実感してきました。急速にビジネス環境が変化する現代において、定性データを組織横断で蓄積・即時活用できる「定性データウェアハウス」の仕組みは、ビジネスの意思決定をさらに精度高く、さらにスピーディに行うための重要な鍵となると確信しています。

「toitta」は、単なるテキスト化にとどまらず、日本語の緻密な文脈を汲み取った発話の切片化や整理に非常に優れており、国内のUX実務に最適化されているプロダクトです。また、プロダクトの質の高さだけでなく、「toitta」チームのUX分析やデータ活用に対する深い知見と強力な推進力を拝見し、今回パートナーとして共創させていただくことを決定しました。当社のUXリサーチ・UXデザインの実績と「toitta」の分析に関する先進技術を掛け合わせ、顧客の生の声がみなさまの事業成長にさらに貢献していく、新たなUXデザインのあり方を提示してまいります。

実証実験へのお申し込み

現在、ポップインサイトカンパニーさまとの実証実験に参加いただける企業様(パイロット導入)を募集しています。気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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「toitta」は、インタビュー分析SaaSとしての機能提供のほか、今回の「定性データウェアハウス」のような発話データプラットフォームとしての価値や、パートナーとの共創を通じたインタビューデータに限らない「顧客の声」の資産化に貢献する機能やソリューションの提供に取り組んでまいります。

ポップインサイトカンパニーさまについて

https://popinsight.jp/

所在地: 東京都中央区晴海一丁目8番10号 晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)

代表者: カンパニー社長 久川竜馬

事業内容: 株式会社メンバーズの社内専門組織。UXリサーチ・UXデザイン専門チームによる成果向上支援事業を展開しています。

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