toittaの発話切片を資産化する取り組みがHCD-Net AWARD 2025のグッドプラクティスに認定されました

toitta開発チームが応募した事例「発話切片の効果的な蓄積と新機能開発の意思決定への応用事例」が、特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)のHCD-Net AWARDにおいて、HCD-Net AWARD 2025のグッドプラクティスに認定されました。
2026年9月8日(火)には、認定作品を紹介するオンラインイベントが開催されます。
グッドプラクティス認定について
HCD-Net AWARDは、人間中心設計(HCD)に関する取り組みを専門家が評価し、価値の高い知見・ノウハウを社会に広めることを目的とした表彰制度です。成果そのものを競うのではなく、他社が参考にできる形で知見が共有されることを重視しています。
審査は、書類選考・グッドプラクティス認定審査・HCD-Net AWARD審査の3段階で進みます。今回toittaが認定されたグッドプラクティスは2段階目にあたり、共有価値が高いと判断された取り組みに与えられるものです。
今回の応募内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象事例 | 発話切片の効果的な蓄積と新機能開発の意思決定への応用事例 |
| 応募ジャンル | 新メソッド・コンセプト/サービス・プロダクト |
| 表彰対象者 | 株式会社はてな 米山弘恭・五十嵐雄 |
toittaチームは事業開始以来、自社の商談やユーザーインタビューの動画をすべてtoittaにアップロードし、発話を切片化した状態で蓄積してきました。この切片データに顧客属性と分類ラベルを付け、目的に応じて必要な発話を取り出せる基盤を社内に用意しています。今回認定された事例では、この基盤を使って顧客のリサーチ活動のワークフローモデルを短期間で構築し、そこで見えた価値をもとに新機能「ask toitta」の開発・リリースにつなげました。
オンライン紹介イベントが開催されます
HCD-Net主催で、グッドプラクティス認定作品を紹介するオンラインイベントが開催されます。toittaからは事業責任者の五十嵐が登壇します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | HCD-Net AWARD 2025 グッドプラクティス認定作品紹介イベント |
| 日時 | 2026年9月8日(火) |
| 開催形式 | オンライン |
| 主催 | 特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net) |
| 参加登録 | Peatixイベントページ |
社内に蓄積された発話データをどう資産化するか、その資産をどうプロダクトの意思決定につなげるかに関心のある方は、ぜひご参加ください。
定性データウェアハウスの実証実験へ
この取り組みは、応募後も社内で運用を続けながら発展しています。発話切片に紐づく開発項目を、RICEスコア(影響する人数・効果の大きさ・確信度・必要な工数の4つの指標から優先度を点数化する手法)で評価する運用も加わりました。開発チームが自律的に意思決定するための仕組みとして定着しています。
さらに現在は、この考え方を社外に提供する取り組みが始まっています。2026年8月24日には、UXリサーチ支援を手がける株式会社メンバーズのポップインサイトカンパニーとともに、toittaを活用した「定性データウェアハウス」の実証実験を開始したことを発表しました。インタビューの内容を発話単位に分解し、属性情報を付けたレコードとして蓄積することで、これまで個々のプロジェクトに閉じていた顧客理解を横断的に分析・再利用できるようにする取り組みです。
詳細はプレスリリース「はてな、「toitta」で発話を資産化する「定性データウェアハウス」の実証実験をポップインサイトカンパニーと開始」をご覧ください。
toittaは今後も、一次情報を組織の資産として活かすための機能と方法論の両方を進化させていきます。


